北海道の電気代は?アイキャッチ画像
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北海道にお住まいなら「冬の電気代が高くて困っている」という人も多いのではないでしょうか。電気代を少しでも安くしたいと考えているなら、電力会社の乗り換えがおすすめです。

本記事では、北海道電力エリアでおすすめの電力会社を紹介します。安い電力会社の選び方や注意点、新電力会社に乗り換えるメリットなども解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

「北海道電力」の供給エリアや、料金プランとも照らし合わせて決めることができますよ。
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監修者
江田 健二
RAUL株式会社 代表取締役社長
一般社団法人エネルギー情報センター理事
環境省地域再省蓄エネサービスイノベーション促進委員会委員
環境・エネルギー分野のビジネス推進や企業の社会貢献活動支援をしているRAUL株式会社 代表取締役社長複数の社団法人で理事を務める他、環境省 地域再省蓄エネサービスイノベーション促進委員会の委員のひとりでもある。

著書に
・『電気・ガスはどこから来るのか?エネルギー供給のしくみをさぐろう
・『かんたん解説!! 1時間でわかる 電力自由化 入門
などがある。

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北海道電力エリアでおすすめの電力会社5選

HTBエナジー新日本エネルギーauでんきTERASELでんき楽天でんき
HTBエナジー新日本エネルギーロゴauでんき ロゴTERASELでんきロゴ楽天でんき
基本料金(税込)550円
30A:1,122.00円
40A:1,496.00円
50A:1,870.00円
30A:1,207.80円
40A:1,610.40円
50A:2,013.00円
30A:1,207.8円
40A:1,610.4円
50A:2,013円
無料
従量料金(税込)
1kWhあたり
一律31.80円〜120kWh:35.44円
121kWh〜300kWh:41.31円
301kWh〜:44.08円
~120kWh:35.34円
121〜280kWh:41.63円
281kWh〜:45.35円
~120kWh:35.35円
121〜280kWh:39.32円
281kWh〜:42.01円
一律43.00円
対応エリア北海道/東北/東京/中部/北陸/関西/中国/四国/九州電力エリア北海道/東北/東京/中部/北陸/関西/中国/四国/九州電力エリア北海道/東京/中部/北陸/関西/中国/九州/沖縄電力エリア北海道/東北/東京/中部/北陸/関西/中国/四国/九州電力エリア北海道/東北/東京/中部/北陸/関西/中国/四国/九州/沖縄電力エリア
セット割ありなしUQモバイルセット割
ガスセット割
なしなし
特徴 電気+ガスのセットで年間1,224円お得!
※東京・関西・中部エリア限定
各地域電力会社の
電力量料金よりも
約10%お得!
Pontaポイント還元分(最大1%)お得!
ガスとセットでガス代が3%割引!
北海道電力より初年度10,000円相当お得
※40A/370kWhで比較
楽天ポイント1%分還元
詳細詳細詳細詳細詳細
※燃料調整費額を抜いた金額のため今後変動する可能性あり

※当ページの比較基準については「暮らしとお水」新電力会社のランキング根拠と比較基準をご覧ください
当記事で紹介している新電力会社の情報はこちらからご覧いただけます。

※比較基準について
当コンテンツのランキングは、『暮らしとお水』が独自で調査している各電力会社の公式サイトによる情報に加え、第三者からの口コミやアンケートの情報(当メディアの口コミ・アンケート調査について)を総合的に算定して評価しております。ランキングの基準や得点は、『暮らしとお水』 新電力のランキング根拠と比較基準についてをご覧ください。
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HTBエナジー

HTBエナジー

おすすめポイント
  • ライフスタイルに合わせた2つのプランから選べる
  • ママトクプランなら、毎日2時間の電気使用料金が無料
  • ベーシックプランなら、暮らしのトラブルをサポートしてくるサービスが無料付帯!
  • ベーシックプランなら基本料金・電力量料金が一律でわかりやすい

HTBエナジーは北海道エリアで「ベーシックプラン」「ママトクプラン」「MUSUBIプロジェクト」「LOVE地球」の4種類のプランを用意しています。

ママトクプランは、毎日指定の2時間の電気が無料になるプラン。家事をする時間帯がある程度決まっている、ファミリー家庭におすすめです。

 ママトクプランでは、朝6時〜8時・夜7時〜9時・夜10時〜12時の3つの時間帯から、無料にしたい時間帯を選べます。

ベーシックプランは、基本料金・電力量料金が一律のシンプルな料金プランです。スマホ保険付きのかけつけサービス「あんしんサポート365 プラス」が無料付帯しており、水漏れや機器の故障などの緊急時にも心強いでしょう。

電気代を節約できるか、まずは表下ボタンから料金シュミレーションを行ってみましょう。
基本料金(税込)
※ベーシックプラン・北海道エリア
550円
電力量料金(税込)
※ベーシックプラン・北海道エリア
一律 31.80円/kWh
セット割内容 なし
対応エリア 沖縄電力エリア除く全国
違約金 なし

参照:公式サイト

新日本エネルギー

おすすめポイント
  • 初期費用は無料
  • コンビニ払いができる!
  • 乗り換えの手続きが簡単
  • 沖縄・離島以外の日本全国で供給

新日本エネルギーは、沖縄・一部離島以外の日本全国に対応している新電力会社です。

 コンビニ払いができるので、現金払いに慣れている人も利用しやすいでしょう。

料金プランは以下の通りとなっていますが、現在は新ネクストバリュープラン電灯Bのみ新規申込みを受付けています。

北海道エリアの料金プラン
  • 新ネクストバリュープラン電灯B
  • 新ネクストバリュープラン電灯C
  • ネクストプラン低圧電力

乗り換えには、利用中の電気会社へ解約・変更の連絡も不要なため、面倒な手続きが一切ありません。

初期費用は無料なので、乗り換えもしやすいですね!
基本料金(税込)
  • 30A:1,122.00円
  • 40A:1,496.00円
  • 50A:1,870.00円
  • 60A:2,244.00円
電力量料金(税込)
※北海道エリア
  • 〜120kWh:35.44円
  • 121kWh〜300kWh:41.31円
  • 301kWh〜:44.08円
セット割内容 なし
対応エリア 沖縄電力エリア除く全国
違約金 9,900円(税込)

参照:公式サイト

auでんき

auでんき

おすすめポイント
  • au・UQモバイルの支払いとまとめられる
  • 毎月自動でPontaポイントが貯まる
  • UQモバイルなら、プランによってスマホ代が安くなる
  • アプリで毎日簡単に電気の使用量を確認できる

auでんきは、auやUQモバイルのスマホ通信費を支払いを一本化できる、新電力サービスです。毎月の電気代の支払いで、0.5%〜1%分のPontaポイントが貯まります。

 専用のアプリを利用すれば、毎日簡単に電気の使用量を把握できるので、節電に役立てることも可能です。

また、UQモバイルユーザーなら、スマホ通信費が最大で1回線あたり1,100円(税込)の割引を適用できます。UQモバイルのプランにもよりますが、毎月の固定費を節約したいUQモバイルユーザーに、特におすすめの電力会社です。

auでんきでは、家庭向けの料金プランが「でんきMプラン」のみのため、プラン選びに迷いたくない人にも向いています。
基本料金(税込)
※北海道電力エリア
  • 30A:1,207.80円
  • 40A:1,610.40円
  • 50A:2,013.00円
  • 60A:2,415.60円
電力量料金(税込)
※北海道電力エリア
  • ~120kWhまで:35.34円/kWh
  • 121kWh〜280kWhまで:41.63円/kWh
  • 280kWh超過:45.35円/kWh
セット割内容 UQモバイルで「自宅セット割」適用可
対応エリア 東北・四国以外の全国
※一部離島を除く
違約金 無料

参照:公式サイト

TERASELでんき

TERASELでんき

おすすめポイント
  • 新規契約時に6種類の特典から選べる
  • 電気代に応じて楽天ポイントが貯まる
  • 電気の使用状況により2種類のプランから選べる
  • 60年以上の歴史があるエネルギー商社グループが運営

TERASELでんきは、60年以上の歴史があるエネルギー商社グループ「伊藤忠エネクスグループ」が運営する新電力会社です。長年の実績があるので、新電力会社になんとなく不安がある人も、乗り換えやすいでしょう。

新規契約時の特典として、次の6種類から好きなものを選べます。

  • 楽天ポイント:2,000ポイント
  • アマゾンギフト券:2,000円分
  • Apple Gift Card:2,000円分
  • huluチケット:2ヶ月分
  • StockPoint:2,000ポイント
  • 電気料金を寄付:電気料金の2%相当

月々の電気料金200円(税込)につき1円相当の楽天ポイントが貯められるので、日頃から楽天ポイントを貯めている人にもおすすめです。

料金プランは、単身世帯向けの「TERASELプラン」とファミリー向けの「超TERASEL」から選べますよ!
基本料金(税込)
※ 超TERASEL北海道B
10Aあたり402.60
電力量料金(税込)
※ 超TERASEL北海道B
  • 1~120kWhまで:35.35円/kWh
  • 121kWh〜280kWhまで:39.32円/kWh
  • 280kWh超過:42.01円/kWh
セット割内容 なし
対応エリア 沖縄以外の日本全国
違約金 無料

参照:公式サイト

楽天でんき

おすすめポイント
  • 新規申込で楽天ポイント3,000円分プレゼント
  • 毎月の電気代の支払いで楽天ポイントが貯まる
  • 基本料金が0円・電力量料金が一律のシンプルな料金プラン
  • 日本全国で契約できる

楽天でんきは、楽天経済圏をよく利用する人におすすめの新電力会社です。新規申込特典として、3,000円相当の楽天ポイントを受け取れます。

 電気代を楽天カードで支払えば、200円(税抜)につき1円相当の楽天ポイント還元!さらにガスとセットなら、100円(税抜)につき1円相当の還元が可能です。

毎月の電気代の支払いで、効率よく楽天ポイントを貯めたい人にもおすすめできます。また電気の使用量は、時間・日・月単位でマイページから簡単に確認できるため、電気代の節約にも役立てられるでしょう。

日本全国で契約できるのも楽天でんきの強み!違約金も無料なので、まずは試してみたい人にもおすすめですよ。
基本料金(税込) 0円
電力量料金(税込)
※北海道エリア
一律 43.00円/kWh
セット割内容 ガスとセットで楽天ポイントがさらに貯まる
対応エリア 全国
違約金 無料

参照:公式サイト

【北海道電力】の供給エリアと料金

【北海道電力】の供給エリアと料金

北海道の大手電力会社は北海道電力です。北海道電力の供給エリアと料金体系を紹介します。

供給エリア

供給エリアは北海道全域です。なお、北海道電力のサービス対応地域ではありません。「北海道電力エリア」と呼ばれる電力自由化前の供給地域が北海道全域となります。

北海道電力自体は、他地域への電力供給サービスも行っています。

料金

北海道電力での一般家庭向けプラン「従量電灯B」の料金は以下の通りです。

基本料金(30A契約時) 1,207.8
電力量料金 ~120kWh 35.35円/kWh
120kWh超~280kWh 41.64円/kWh
280kWh超 45.36円/kWh

参照:ほくでん公式サイト
※表中の金額は税込金額。

北海道電力エリアは、全国でも最も電気料金の高い地域です。北海道という広い地域を北海道電力1社の送電網でカバーしており、コストが高いのが一因のようです。

基本料金が30A契約で1,000円を超えています。

北海道の電気代の平均は?全国平均と比較

北海道平均電気代

北海道の平均電気代は全国平均と比較してどのくらいなのか、気になる人も多いでしょう。ここでは、地方別の電気代と世帯別の電気代を紹介します。

地方別の平均電気代

総務省統計局の「家計調査」(2023年)によると、全国の地方別の1カ月の平均電気代は、以下の通りです。

北海道は111,254円で、全国で平均電気代が最も高いことがわかります。反対に、全国で電気代が最も低いのは九州の8,649円でした。

地方 1カ月の平均電気代
全国 10,222円
北海道地方 11,254円
東北地方 12,397円
関東地方 9,881円
北陸地方 13,096円
東海地方 10,517円
近畿地方 9,268円
中国地方 11,699円
四国地方 11,225円
九州地方 8,649円
沖縄地方 9,277円

※出典:総務省統計局の「家計調査」(2023年)より

一人暮らし(単身世帯)の平均電気代

一人暮らし電気代北海道

政府統計の家計調査によると、一人暮らし(単身世帯)の1カ月電気代の全国平均は6,726円となっています。

北海道・東北地方の1カ月の平均電気代は8,103円と、全国のなかでも1,400円近くも高い水準です。

※出典:家計調査 家計収支編 単身世帯 詳細結果表 年次 2023年‐政府統計の総合窓口

二人暮らし以上の平均電気代

政府統計の家計調査によると、北海道地方の二人暮らし以上の1カ月の平均電気代は13,059円と示されています。

全国平均電気代の12,265円よりも、800円近く高い水準です。

※出典:家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 詳細結果表 年次 2023年‐政府統計の総合窓口

電力自由化とは

電力自由化とは

電力自由化とは、大手電力会社に独占されてきた電力事業の自由な参入を認めた制度のことです。

 2016年4月の法改正によって、一般家庭や企業などの電力小売が自由化され、電力事業が全面的に自由化されました。

新電力会社は、電力小売の自由化以降に、電力事業に参入した企業のことです。これにより、消費者も自分のライフスタイルに合わせて、電力会社や料金プランを自由に選べるようになりました。

以下では、電力自由化の目的について解説します。

電力自由化の目的は?

電力自由化の目的は、主に3つあります。ここでは、電力自由化の目的を解説します。電力自由化について理解を深めたい方は、参考にしてください。

電力自由化の目的
  • 電気代を抑えるため
  • 電力供給を安定させるため
  • 企業の事業チャンスを拡大するため

電気代を抑えるため

電力自由化は、電気代を抑えるために進められました。電力自由化以前は、大手電力会社が独占していたため、国の規制のもとに電気料金が定められていました。

 電力自由化に伴って、多数の企業が電力事業に参入したことで、価格競争が起こりました。その結果、消費者はこれまでよりも電気料金を抑えて利用できるようになりました。

電力供給を安定させるため

電力供給を安定させるため

電力自由化の目的として、電力供給を安定させるといった点も挙げられます。これまでは、大手電力会社のみしか電力供給を行っていなかったため、災害時に電力供給が不安定になることがありました。

2011年3月の東日本大震災は、その一例です。

電力自由化以降は、電力を広域管理できるようになったことから、災害時に他の企業から電力供給ができるようになりました。

企業の事業チャンスを拡大するため

電力自由化することで、多くの企業のビジネスチャンスが拡大しました。企業が新規事業として電力提供を始めることで、新規顧客を拡大できるためです。

通信会社がスマートフォンの料金と電気のセットプランを提供したり、ガス会社がガスと電気のセットプランを提供したりするなど、既存のサービスと組み合わせたプランを提供する企業が増えています。

他のサービスとセットで契約できる「セット割」は、消費者にも人気のある料金プランです。

【北海道エリア】電気料金の構成を解説

【北海道エリア】電気料金の構成を解説

電気料金の仕組みや構成を把握することは大切です。ここでは、電気料金の仕組みを説明した後、電気料金を構成する主な要素について解説します。

電気料金の仕組み

 電力自由化以降も、電気料金が適正価格の範囲内で行われるように、ガイドラインが設けられています。

電気料金を算定するにあたっては、「原価主義の原則」「公正報酬の原則」「需要家に対する公平の原則」の三原則に基づく必要があります。

電気料金の三原則
  • 原価主義の原則:料金は、能率的な経営の下における適正な原価に適正な利潤を加えたもの でなければならない。
  • 公正報酬の原則:設備投資等の資金調達コストとして、事業の報酬は公正なものでなければならない。
  • 需要家に対する公平の原則:電気事業の公益性という特質上、需要家に対する料金は公平でなければな らない。

※引用:経済産業省公式サイト「電気料金制度の経緯と現状について」

電気料金を構成する主な要素

電気料金を構成する主な要素

電気料金を構成する要素は、契約する会社や料金プランによっても異なりますが、主に以下の4つの要素が含まれています。

構成する主な要素
  • 基本料金
  • 電力量料金
  • 燃料費調整額
  • 再生可能エネルギー発電促進賦課金(再エネ賦課金)

以下では、それぞれの概要や算出方法について解説します。

1.基本料金

基本料金とは、電力の使用にかかわらず、毎月かかる固定費用のことです。新電力会社によっては、基本料金を設けていないところもあります。

 基本料金は、「料金単価×契約容量/電力」で算出されています。

2.電力量料金

電力量料金は使用した電力量に応じてかかる費用のことを指し、「料金単価×使用電力量+燃料費調整額×使用電力量」で算出されています。

 電力会社によっては、電力使用量に伴って段階的に料金単価が上がる「従量電灯」や、季節や時間帯で料金単価が指定されるプランも提供しています。

3.燃料費調整額

3.燃料費調整額

燃料費調整額とは、電気をつくる燃料の価格の変動に応じて、電気料金を調整するための費用です。

 燃料費調整額は電力量料金に含まれており、「月々の燃料費調整単価×使用電力量」で算出されています。

4.再生可能エネルギー発電促進賦課金(再エネ賦課金)

再生可能エネルギー発電促進賦課金は、「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」によって、電力会社などによって電力の買取りに要した費用の一部を消費者が負担するものです。

 再エネ賦課金の単価は全国一律で、「再エネ賦課金=再エネ賦課金単価×電気使用量(kWh)」で算出されています。

北海道エリアで新電力会社へ乗り換えるメリット

北海道エリアで新電力会社へ乗り換えるメリット

新電力会社へと乗り換えるメリットを3つ紹介します。

①電気代が安くなる

電気代を安くできるのが最大のメリットと言えるでしょう。もともと電気料金が高い北海道なので、電気料金は他地域よりも家計に影響があります。

使用量はこれまで通りでも、電力会社を変えるだけで電気料金を下げられるケースが多いです。様々な生活スタイルに応じた細かいプランもあります。

自身が最もお得になるプランを選びましょう。

②セット割で他のサービスもお得になる

②セット割で他のサービスもお得になる

電力会社の中には、他サービスとまとめたセット契約で割引を行う業者もあります。ガスやスマホと電気をまとめるのが一般的です。北海道では、電気と灯油をセット販売している業者も見られます。

まとめて契約することで、支払いなど管理が楽になるのも手間が少なくなり便利です。

③地球環境に貢献できる

電力会社によっては、再生可能エネルギーに力を入れている業者があります。

 再生可能エネルギーは、太陽光・風力・水力・バイオマスなど再生可能な資源を利用したエネルギーのことです。

石油や石炭などは有限のため、使い続ければいずれなくなります。さらに、CO2(二酸化炭素)排出による環境汚染も世界的に問題となっています。

電源構成に再生可能エネルギーを組み込んでいる電力会社を選べば、環境貢献も可能です。

Looopでんきには、再生可能エネルギーを活用したオプション「eneco」があります。

北海道での安い電力会社の選び方

北海道での安い電力会社の選び方

北海道での安い電力会社を選ぶポイントを3つ紹介します。

基本料金が安いか

北海道は日本で一番電気料金が高い地域と言われています。基本料金も高く、北海道電力の従来プラン(従量電灯B・30A)の場合では、基本料金が1,000円を超えます。

基本料金を安く抑えられれば、電気代全体の節約にも繋がるでしょう。基本料が無料に設定されている電力会社もあるので、乗り換えの際は検討することをおすすめします。

基本料金無料の代表的な電力会社はLooopでんき・親指でんきが挙げられます。

解約金がないか

解約金がないか

解約金がない電力会社なら、気軽に乗り換え可能です。期待していたほどのメリットが感じられない場合でも、解約金がないのですぐに新たな電力会社と契約できます。

なお、多くの新電力は解約金を0円に設定しています。解約金はあまり発生する項目ではありませんが、見落としがないようしっかり確認しておきましょう。

割引の有無よりも電気代そのものが安いか

セット割はお得感がありますが、セット割よりも電気代そのものを重視することをおすすめします。北海道は先述した通り、日本で一番電気料金が高い地域です。

 セットでまとめるよりも、純粋に電気代だけが安い電力会社・プランの方がお得になることが多いです。

もちろん個人の使い方次第では、セット割を利用した方がお得なケースもあります。

北海道電力から乗り換える注意点

北海道電力から乗り換える注意点

北海道電力から新電力へ乗り換える注意点を2つ紹介します。

①電気料金が高くなるケースがある

電力会社を乗り換えても、電力会社やプラン次第では電気料金が上がります

例としては、単身者がファミリー向けプランで契約、オール電化家庭が単身者向けプランで契約などがあるでしょう。自身のニーズに合うプランがある電力会社を選びましょう。

市場連動型のプランにも注意が必要です。2021年1月には、市場連動型プランでの電気料金の高騰が相次いで起こりました。

 市場連動型は、電気料金が日本卸電力取引所(JEPX)の取引価格と連動するプランのことです。

市場価格の影響を受けると、電気料金が一気に高騰する危険性があります。支払い額の予測が難しく、家計管理も大変になります。

プランを選ぶ際は、市場連動型ではないプランを選んでリスク管理をしておきましょう。

②倒産・値上げするリスクがある

②倒産・値上げするリスクがある

新電力が倒産するリスクもあります。倒産により急に電気供給が止まることはないですが、新たに電力会社との契約をしなくてはなりません。

電力会社を新たに探す手間を考えれば、信頼できる電力会社と契約して倒産のリスクに備えたいところです。

 電力事業での実績やメイン事業での業績がある会社は、信頼性が高いと言えるでしょう。

倒産とまではいかない場合でも、電気料金を値上げするケースもあります。値上げがあると、お得感が薄くなり契約しているメリットがなくなります。そのため、契約後も定期的に電力会社の情報収集をしておくと良いでしょう。

万が一、倒産や値上げで乗り換えを再検討した際にスムーズです。

北海道電力から新電力会社への乗り換え手順

北海道電力から新電力会社への乗り換え手順

新電力会社に切り替えは、多くの場合、インターネットで完結できます。ここでは、北海道電力から新電力会社への乗り換えの手順について解説します。

北海道電力から新電力会社への乗り換えの手順
  1. 乗り換え先の新電力会社を選ぶ
  2. 新電力会社へ申し込みを行う
  3. スマートメーターの設置工事をする
  4. 電力の利用開始

以下は、新電力会社へ乗り換える際の大まかな手順ですので、参考程度にしてください。

1.乗り換え先の新電力会社を選ぶ

北海道電力から新電力会社に乗り換えるには、まずはいくつか希望の新電力会社をピックアップしましょう。ピックアップをしたら、月々の電気代のシミュレーションをして、比較検討します。

 多くの新電力会社では、公式サイトでシミュレーションを実施できます。

シミュレーションをする際には、「現在契約中の電力会社の電気代より安くなるか」を基準にして、判断するのがポイントです。

2.新電力会社へ申し込みを行う

2.新電力会社へ申し込みを行う

乗り換え先の新電力会社を選んだら、新電力会社の公式サイトより申し込みましょう。申し込みをする際に必要情報は、以下の通りです。必要な情報は、電力会社によって多少異なります。

申し込みをする際に必要な情報
  • 氏名・生年月日
  • メールアドレス・電話番号
  • 電気を使用する住所
  • 現在契約中の電力会社名
  • 現在契約中の電力会社のお客様番号・供給地点特定番号
  • 銀行口座やクレジットカード情報などの支払い方法

現在契約中の電力会社の検針票を準備しておくと、スムーズに申し込み手続きを進められます。

3.スマートメーターの設置工事をする

申し込みの手続きが終わったら、スマートメーターの設置工事を実施します。既にスマートメーターが設置されている住居の場合、工事をする必要はありません。

 スマートメーターとは、デジタルで電力使用を測れる電力メーターのことです。

スマートメーターが設置されていると、検針員が電力メーターを確認する作業が不要になります。設置工事への立ち合いは原則不要で、工事に関する費用もかかりません。ただし、例外的に設置費用がかかる場合もあります。

4.電力の利用開始

スマートメーターの設置工事が終わったら、新電力会社からメールやはがきでお知らせが届きます。電力利用開始日になったら、電力の利用を開始できます。

【よくある質問】おすすめは?解約方法は?

北海道でおすすめの電力会社はどこですか?
ONE でんきです。基本料が無料で、毎月使用した従量料金のみが請求されます。プラン内容もシンプルでわかりやすく、使えば使うほど電気代がお得になる、ファミリー世帯に人気の新電力会社です。
北海道電力を使うのは損になりますか?
各家庭により、お得になるか損になるかは異なります。新電力との契約内容次第では、北海道電力を継続していた方がお得なケースもあります。現在の利用状況と新電力のプランを確認して、お得になりそうであれば乗り換えた方が良いでしょう。
新電力会社を利用して北海道エリア以外に引っ越す時はどうなりますか?
新電力会社の供給エリアが引越し先にも対応していれば、引越し先でも利用可能です。供給エリア外へ引っ越しをする場合は解約となります。引っ越し先にて、新たな電力会社と契約してください。
北海道電力と新電力会社の違いは何ですか?
大きな違いとしては、自社で送配電の仕組みを持っているかどうかです。電力自由化後も送電網は従来の大手電力会社だけがその役割を担っています。新電力は、それらにかかるコストを削減できるので消費者に安く電気を供給できています。
電気とガスはセットで契約した方がいいですか?
利用状況次第です。電気・ガスをセット契約すると割引を受けられる電力会社が多いです。ただし、それぞれ個別契約のプランの方が安いなら個別契約の方が良いでしょう。北海道は電気料金が高いので、電気料金を優先して安くするのがおすすめです。
新電力会社と契約しました。北海道電力の解約はどうすればいいですか?
解約手続きは原則必要ありません。新電力との手続き後にこれまで利用していた電力会社の契約は自動的に解約されます。自身で解約手続きが必要になるのは、引っ越しを伴う解約の場合です。
新電力会社は安全ですか?

電力供給自体は大手電力会社の送電ネットワークを利用しており、安全性は高いといえます。停電リスクや電気品質は、どの電力会社と契約しても変わりません。

ただし、新電力の経営状況が良くない場合に倒産するリスクはあります。倒産しても電力供給が急にストップする可能性は低いものの、別の電力会社と再契約する手間は生じるでしょう。

まとめ

今回は、北海道エリアにおける電力会社の選び方や注意点、おすすめ電力会社を紹介しました。

北海道電力から新電力への乗り換えで、電気料金の削減が期待できます。乗り換える際は、市場連動型プランを避け、信頼性の高い電力会社を選んでください。

北海道は日本で一番電気料金の高い地域です。本記事で紹介した選び方や注意点を参考にして、契約する電力会社を検討してみてください。電気料金を削減して、少しでも家計に余裕を持たせましょう。

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