広島の平均電気代はいくら？新電力会社に切り替えるメリット

「広島の電気代はどのくらい？」「新電力会社に切り替えると電気代は安くなる？」と、広島にお住まいで電気代を安くできないかと悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

本記事では、電気代を安くしたいと思い広島県で新電力会社への切り替えを検討している人に向けて、主に以下のことについて解説していきます。

電気代を安くできる可能性があるおすすめの新電力会社も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

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監修者 江田 健二 RAUL株式会社 代表取締役社長 一般社団法人エネルギー情報センター理事 環境省地域再省蓄エネサービスイノベーション促進委員会委員

環境・エネルギー分野のビジネス推進や企業の社会貢献活動支援をしているRAUL株式会社 代表取締役社長。複数の社団法人で理事を務める他、環境省 地域再省蓄エネサービスイノベーション促進委員会の委員のひとりでもある。 著書に ・『電気・ガスはどこから来るのか？エネルギー供給のしくみをさぐろう』 ・『かんたん解説!! 1時間でわかる 電力自由化 入門』 などがある。

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【中国地方・世帯人数別】広島県の電気代はどのくらい？

総務省統計局の「家計調査」（2023年）によれば、全国の平均電気代は以下の通りです。

広島県のある中国地方の平均電気代は、11,699円です。全国平均は10,222円であるため中国電力を使用する広島県の電気代は、やや高めであることが分かります。

世帯人数によっても、電気代は変わってきます。総務省家計統計調査によれば、広島県のある中国地方の世帯人数別の平均電気代（2023年）は以下の通りです。

出典：統計局ホームページ‐家計調査年報
出典：家計調査 家計収支編 単身世帯 詳細結果表 年次 2023年‐政府統計の総合窓口
出典：家計調査 家計収支編 二人以上世帯 詳細結果表 年次 2023年‐政府統計の総合窓口

広島県で新電力会社に切り替えるメリット

広島県で新電力会社に切り替えるメリットとしては、以下のようなものが挙げられます。

電気代が安くなる可能性がある

新電力会社に切り替える最大のメリットは、電気代が安くなる可能性があることです。基本的に、新電力会社は大手電力会社よりも安価で電気を供給しているのです。

新電力会社が大手電力会社よりも安く電気を供給できる理由としては、主に以下の二つが挙げられます。

自社発電設備を管理しなくてはならない大手電力会社は、設備投資に膨大な費用がかかっている分、電気代が高くなりがちです。

加えて、多くの新電力会社は複数のサービスから収益を得ており、電気事業だけで経営を支えているわけではないため、大手電力会社よりも安く電気を提供することができるのです。

電気の質が劣化することはない

中には、電気の質が落ちることを懸念して新電力会社から大手電力会社への切り替えを躊躇している人もいるのではないでしょうか。

実際は、新電力会社は地域の大手電力会社（広島県の場合は中国電力）の送電網から電気を供給しているため、電気の質が落ちる心配は必要ありません。

スマートメーターが便利

新電力会社に切り替える際には、遠隔で電気使用量を測定するための「スマートメーター」を設置する必要があります。

スマートメーターを設置する大きなメリットとしては以下の二つが挙げられます。

スマートメーターを設置すると、電気使用量を30分単位で計測しリアルタイムで電力会社に送信することが可能です。

HEMSなどの管理システムと連動※させれば、測定した電気代をスマートフォンなどに表示し電気の使用状況を可視化することが可能であり、電気の無駄遣い等を未然に防止する効果が期待されます。

電力会社側も顧客の30分ごとの利用状況を把握できるようになるため、停電や漏電などのトラブルが発生した際に迅速に対応してもらえます。

※HEMSの導入には費用が発生します。

広島県で新電力会社に切り替えるデメリット

新電力会社は多くのメリットがある反面、デメリットもあります。ここでは、広島県で新電力会社に切り替えるデメリットについて解説します。

新電力会社に切り替える際には、メリットだけではなく、デメリットにも目を通しておくことが大切です。

電力会社やプランの選択によっては割高になる

新電力会社に切り替えたからといって、必ずしも電気料金が安くなるとは限らないため、注意しましょう。

そのため、電力会社や料金プランは、自分のライフスタイルや状況に見合っているかどうかを考慮してから、選びましょう。

違約金が発生するプランがある

新電力会社によっては契約期間を設けており、契約期間内に解約する場合、違約金が発生するプランがあります。

契約期間は、1〜2年など電力会社によって異なります。契約後に引越しや転勤をする可能性がある方は、違約金のないプランを選んだほうが安心です。

倒産・撤退のリスクがある

新電力会社は、小規模の事業者も多いことから、倒産や撤退してしまうリスクがあるため、覚えておきましょう。

倒産・撤退した場合は、新しい契約先が決まるまでは大手電力会社が電力供給をしてくれるため、突然電気が使用できなくなることはありません。

広島県で新電力会社を選ぶ際のポイント

広島県で新電力会社を選ぶ際のポイントとしては、以下のようなものが挙げられます。

対応エリアかどうか

新電力会社の中には、対応エリアが限定されているところもあります。よって、まずは広島県が供給エリアに含まれているかを確認しましょう。

自分に合うプランが見つかっても、暮らしている地域が電力会社の対応エリア外であれば電気が供給されることはないため、気を付けなくてはなりません。

解約時の縛りの有無

中には、契約してから最低限利用しなくてはならない期間を示す「最低利用期間」が設けられていたり、解約時に解約手数料や違約金が発生する新電力会社も存在します。

このような解約時の縛りがあると、仮に自分のライフスタイルに合わないプランを提供する新電力会社を選んでしまった場合に、他社へ契約を切り替えにくくなってしまいます。

こういった事態を避けるためにも、解約時の縛りがあるか事前に確認することが重要です。

割引後の料金がお得かどうか

お得な割引特典やキャンペーンが用意されているのも新電力会社の魅力です。

割引特典やキャンペーンは適用される期間が限定されている場合が多く、必ずしも割引終了後の料金がお得になるとは限らないことを留意しておきましょう。

シミュレーションできるかどうか

新電力会社は、様々な顧客層を想定し多種多様なプランを用意しています。

そのため、自分のライフスタイルに適したプランを選択すれば、電気代の大きな節約に繋がります。一方で、選択肢が多い分お得に使えるプランを見つけるのが難しい側面もあります。

電力会社の公式サイト上にて、現在契約している電気プランや、電気料金、ライフスタイルなどの必要項目を入力すると、自分に合うプランや、そのプランによってどのくらいの節約になるか等が分かる「料金シミュレーション」を実施できる場合があります。

プランとのミスマッチを避けるには、事前の料金シミュレーションによって自分に合うプランを診断できる新電力会社を選択するが無難です。

広島県で新電力会社へ切り替える際の手順

新電力会社へ切り替える際には、手順を把握しておくとスムーズに進められます。ここでは、広島県で新電力会社へ切り替える際の手順について解説します。

1.切り替え先の新電力会社・料金プランを検討する

まずは、切り替え先の新電力会社を選びましょう。現在の電気料金よりも安くなるのかをもとに、電力会社を検討してください。

多くの電力会社では、公式サイトで料金シミュレーションができるため、積極的に活用することをおすすめします。

2.新電力会社へ申し込みを行う

切り替え先の新電力会社と料金プランが決まったら、申し込み手続きを進めましょう。申し込み方法は、電力会社にもよりますが、インターネット・電話・窓口の3つの方法が一般的です。

申し込みをする際には、個人情報以外にも、以下の契約情報も必要です。以下の情報は、検針票に記載されています。

また申し込み時には、契約内容や注意事項が提示されます。特に契約期間や違約金に関する内容は、後々トラブルにつながりかねないため、目を通しておきましょう。

3.未設置の場合、スマートメーターの設置工事を行う

申し込み手続きが完了したら、スマートメーターが未設置の場合、設置工事を実施する必要があります。

スマートメーターへ切り替えると、従来のように作業員が電気メーターのチェックをしなくて済みます。

また、原則、設置工事の作業代金はかからなく、立ち会う必要もありません。すでにスマートメーターに切り替わっている住居の場合、設置工事は不要です。

4.利用開始

利用開始時には、電力会社より、メールや郵送でお知らせが届きます。電気使用量や料金明細などを確認できるWebサイトやアプリの案内もあるため、確認しましょう。

広島県で電気代を見直したい人におすすめの新電力会社

	おうちでんき
基本料金（税込）	759.68円 ※最初の15kWhまで
従量料金（税込） 1kWhあたり	16kWh~120kWh：32.75円 121kWh~300kWh：39.43円 301kWh~：41.55円
特徴 ※	ソフトバンク・ワイモバイルとのスマホ・ネットセットで、最大110円/回線数、割引 ※割引適用開始から2年間
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おうちでんき(ソフトバンクでんき)

ソフトバンク・ワイモバイルユーザーがお得になる割引を提供しているのが、おうちでんきの特徴です。

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執筆・編集担当　

暮らしとお水チーム 編集者：HAMADA 新電力ウォーターサーバー 転職ジャンルやECジャンルなど、生活にまつわる様々な分野を担当しており、ユーザーの目線に立った情報発信を心がけてます。 自宅でもウォーターサーバーと新電力を利用しており、日々情報収集に取り組んでいます。 >>新電力の記事 >>ウォーターサーバーの記事 ➡️詳細をみる