【2024年4月】関西電力エリアのおすすめ新電力会社4選徹底比較！

関西にお住まいで電気代を節約したいなら、電力会社の乗り換えをぜひ検討してみてください。

2024年4月現在、数年前からのエネルギー需要の高まりやウクライナ情勢の影響で、エネルギー価格が高騰しており、未だ電気代が高い状態となっています。

電気は生活に欠かせない重要インフラですが、電気の品質が同じなら、できる限り安い電力会社に乗り換えたいですよね。

そこでこの記事では、関西電力とおすすめ新電力会社4選の料金を比較して紹介します！

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監修者 江田 健二 RAUL株式会社 代表取締役社長 一般社団法人エネルギー情報センター理事 環境省地域再省蓄エネサービスイノベーション促進委員会委員

環境・エネルギー分野のビジネス推進や企業の社会貢献活動支援をしているRAUL株式会社 代表取締役社長。複数の社団法人で理事を務める他、環境省 地域再省蓄エネサービスイノベーション促進委員会の委員のひとりでもある。 著書に ・『電気・ガスはどこから来るのか？エネルギー供給のしくみをさぐろう』 ・『かんたん解説!! 1時間でわかる 電力自由化 入門』 などがある。

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大阪ガスの電気

電気とガスをセットにすることで、検針票を一枚にまとめて管理できます。また、セット料金で電気代が年間約4,900円もお得に！※下部の注意点を参照

料金プラン

ー	例：ベースプランA-G		関西電力 従量電灯A
1契約あたり最低料金(税込) 15kWhまで	–	466.57円	–	522.58円
使用量 １kWhあたり (税込)	15kWh超 ～120kWh	20.21円	15kWh超 ～120kWh	20.21円
	120kWh超 ~350kWh	24.80円	120kWh超 ~300kWh	25.61円
	350kWh超～	27.72円	300kWh超～	28.59円

大阪ガスの電気では基本料金が466.57円と、関西電力よりも約56円安くなっています。

少しでも乗り換えを検討している方は、毎月の電気代と見比べてシュミレーションしてみましょう。

メリット・デメリット

メリット	デメリット
年間で約4,900円電気代がお得 供給件数170万件突破 クリーンエネルギーの利用で電力供給が停止しない	契約期間がある プランによって解約金がかかる

基本情報

基本料金(税込)	1契約あたり最低料金：466.57円
解約金	なし
プラン	ベースプランA-G 家庭用ガス発電プラン ベースプランA など
運営会社	大阪ガス株式会社

HTBエナジー

HTBエナジーは、契約件数26万件の実績※がある、信頼できる新電力会社です。関西エリアは、ガスとのセット割を利用できます。

毎月102円割引になるだけでなく、ガス代も大阪ガス（一般料金）から2～5%割引になるので、光熱費全体の節約が可能です。

なお、HTBエナジーでは基本料金が3ヶ月無料になる「新生活応援キャンペーン」を開催中です。ベーシックプランにWebから新規申し込みすると適用されます。

料金プラン

＿		HTBエナジー ベーシックプラン	関西電力 従量電灯A
1契約あたり最低料金(税込) 15kWhまで	–	330円	522.58円
使用量 １kWhあたり (税込)	15kWh超 ～120kWh	26.30円	20.21円
	120kWh超 ~300kWh		25.61円
	300kWh超～		28.59円

一人暮らしから4人家族におすすめなのは、ベーシックプランです。基本料金が固定、電力量料金が一律のわかりやすいプランとなっています。

また、ベーシックプランには、水漏れや電気設備のトラブルなど緊急対応や、スマホ保険付きの「あんしんサポート365 プラス」が無料付帯しているのも大きな魅力です。

料金も、関西電力の従量電灯Aと比較すると、基本料金と300kWh超の電気量料金が安くなっています。電気を多く使う家庭にもおすすめです。

メリット・デメリット

メリット	デメリット
4つのプランからライフスタイルによって選べる 「あんしんサポート」が無料 電気とガスのセットでお得になる	契約アンペア数が30A以上のみ 解約金がかかる

基本情報

基本料金(税込)	330円※最低料金最初の15kWhまで
解約金(税込)	解約違約金：1,100円（1年未満の解約） 契約廃止手数料：2,200円
プラン	ベーシックプラン ママトクプラン ぜんぶでんき など
運営会社	HTBエナジー株式会社

参照：公式サイト

新日本エネルギー

新日本エネルギーは初期費用を0円で抑えることができる、新電力会社です。工事に関する立会も不要なため、面倒な手続きなくスムーズに乗り換えたい方におすすめです。

料金プラン

＿		新日本エネルギー 新ネクストバリュープラン電灯A	関西電力 従量電灯A
1契約あたり最低料金 (税込) 15kWhまで	–	433.41円	522.58円
使用量 １kWhあたり (税込)	15kWh超 ～120kWh	20.31円	20.21円
	120kWh超 ~300kWh	25.45円	25.61円
	300kWh超～	27.83円	28.59円

新日本エネルギーは、120kWh超過後の電力量料金が関西電力より安いため、電気の使用量が多い家庭におすすめの新電力会社です。

メリット・デメリット

メリット	デメリット
年間約5,500円安くなる 初期費用がない 地域電力の利用で電力の供給不足になりにくい	契約期間が長い 解約金がかかるプランもある

基本情報

基本料金(税込)	1kWh超過15kWhまで433.41円
解約金(税込)	9,900円
プラン	新ネクストバリュープラン電灯A 新ネクストバリュープラン電灯B
運営会社	株式会社NEXT ONE

参照：公式サイト

関西のひとり暮らし向けおすすめ新電力会社

関西電力エリアで一人暮らしをしている場合は、一人暮らしに特化した電力料金プランがある新電力会社がおすすめです。ここでは一人暮らし向けに厳選した「HTBエナジー」を紹介します。

HTBエナジー

HTBエナジーには、一人暮らしやカップル・夫婦世帯向けに「ベーシックプラン」を用意しています。基本料金は330円（税込）、電力量料金は25.5円（税込）と一律の、わかりやすい料金プランです。

「あんしんサポート365」は、水漏れやガス・電気の機器トラブルに対する緊急対応だけでなく、スマホの故障に対する保険が付帯しているサービス。

慣れない一人暮らしでは、電気やガス、水道のトラブルが発生すると「どうしたらよいかわからない」と戸惑う人も多いことでしょう。

ベーシックプラン
基本料金（税込）	一律 330円
電力量料金（税込） 1kWhあたり	一律 26.3円

関西で電気代を抑える方法は？

電気代は光熱費の大半を占めるため、定期的な見直しが必要です。ここでは、関西で電気代を抑える方法について解説します。

電力会社の契約内容を見直す

電気代を抑えるために、現在契約中の電力会社の契約内容を見直しましょう。現在、大手電力会社に契約している人は、新電力会社に乗り換えるのも一つの手です。

新電力会社は、電力自由化の価格競争に伴って、大手電力会社よりも低価格のプランを提供しているためです。

電気代がかかる家電を重点的に節約する

電気代がかかる家電を重点的に節約するのも、電気代を抑える方法の一つです。以下では、家庭のなかで電力消費量が多いとされている家電別の節約方法を解説します。

エアコン

エアコンの電気代を抑えるためには、設定温度を見直すことが大切です。環境省では、夏は28度、冬は20度を目安に設定することを推奨しています。

冷蔵庫

冷蔵庫の消費電力を節約するには、季節に合わせて温度調節をする必要があります。食材を入れすぎたり温かいものをそのまま入れたりするのも電力を消費するため注意しましょう。

照明

部屋や洗面所、廊下、トイレなどの照明はこまめに消すように習慣づけましょう。照明に使用する電球や蛍光灯をLED照明に切り替えるのも、節電に効果的です。

テレビ

テレビを長期間使用しないときは、リモコンでオフにするのではなく、主電源を切るようにしましょう。リモコンでオフにするよりも、電気が節約できます。

季節に合わせて節電する

電気の節約方法は、夏と冬などの季節によって異なります。以下では、夏と冬に分けて、効果的な節約方法を解説します。

夏はエアコンと冷蔵庫を節電する

夏場の電気代を節約する際には、エアコンと冷蔵庫を中心に節電することを心がけましょう。どちらも適正温度に設定することが大切です。

冬は暖房器具を使い分ける

冬場の電気代を抑える際には、暖めたい場所や用途に合わせて暖房器具を使い分けることが大切です。

関西の電力会社の選び方

電力会社を選ぶ際には、押さえておくべきポイントがあります。ここでは、関西の電力会社の選び方について解説します。

1.料金プランで選ぶ

電力会社を選ぶ際には、料金プランで選ぶのがポイントです。料金プランは、「従量電灯プラン」をはじめ、や「定額料金プラン」、「時間帯別プラン」などさまざまです。

従量電灯プラン

従量電灯プランとは最も一般的な料金プランで、基本料金と最低料金に加えて、使用した分の電力量料金を支払うシンプルなプランです。

定額料金プラン

定額料金プランとは、一定量まで同じ料金で利用できる料金プランのことです。従量プランと比較すると、1kWhあたりの料金が安く設定されているのが特徴です。

また、一定量を超えた場合の追加料金も比較的安いため、電力使用量が多い家庭に適しています。

時間帯別プラン

時間帯別プランは、電力を利用する時間帯によって料金が変動する料金プランのことです。

日中よりも夜間のほうが割安に設定されているため、日中は仕事や学校などで自宅にいない人におすすめです。

2.キャンペーンやセットプランで選ぶ

新電力会社へ切り替えることで費用を抑えたい場合は、お得なキャンペーンやセットプランを提供している電力会社を選びましょう。

キャンペーン内容は、電気代が初月無料になったり、ギフトカードがもらえたり、基本料金が割引されたりするなど、電力会社やプランによってさまざまです。

一方で、セットプランとは、ガスやスマートフォン、インターネットなどとセットで契約できるプランのことです。

最も多いセットプランは、ガスと電気のセットです。セットプランは、料金が安くなること以外に、支払いを一括にできるメリットもあります。

3.サポート体制の充実度で選ぶ

電力会社を選ぶ際には、サポート体制の充実度も確認してから選びましょう。サポート体制が整っていれば、急な停電や万が一の災害のときも心強いでしょう。

電力会社によっては24時間365日電話やメールでのサポートを行っている会社もあります。

関西で新電力会社への乗り換えがおすすめな人

新電力会社への乗り換えがおすすめな人には、共通の特徴があります。ここでは、関西で新電力会社への乗り換えがおすすめな人について解説します。

毎月の電気代を安くしたい人

新電力会社は、大手電力会社と比較して料金が安く設定されているため、毎月の電気代を安くしたい人に適しています。

新電力会社は、他社との価格競争で勝つために、顧客を獲得するために電気代の値下げを行っています。

セットプランやポイント還元などのサービスを受けたい人

新電力会社では、通信サービスやガスとのセットプランやキャンペーン、ポイント還元など、お得なプランを多数展開しています。

提供しているサービス内容は、電力会社によってさまざまなので、契約前に必ず確認しましょう。

生活に合ったプランを選びたい人

新電力会社では、前述した通り、さまざまな料金プランを展開しています。そのため、自分の生活に合った料金プランを選びたいと思っている人にもおすすめです。

環境保全に貢献したい人

新電力会社によっては、太陽光やバイオマス、風力発電などの再生可能エネルギーを利用したプランを提供しているところもあります。

日常の中で、少しでも環境保全に貢献したいと思っている人は、環境に配慮したプランを提供する電力会社への契約をおすすめします。

関西電力から乗り換える際に確認すべきポイント

関西電力から新電力会社へ乗り換える際には、チェックすべき項目があります。ここでは、関西電力から乗り換えるときに確認すべきポイントについて解説します。

1．電気の使用量を確認する

関西電力から新電力会社に乗り換える際には、電気の明細で電気の使用量を確認しましょう。

「外出が多く、自宅にあまりいない」などのように電気の使用量が少ない場合は、新電力会社へ切り替えても、あまり料金が安くならない可能性があります。

2.セットプランの有無を確認する

ガスやスマートフォン、インターネットなどとセットで契約できるセットプランを提供しているかどうかも、確認しましょう。

3.キャンペーンの有無を確認する

お得なキャンペーンが実施されているかどうかも、確認しましょう。前述した通り、多くの新電力会社では、お得なキャンペーンを提供しています。

キャンペーンを確認する際には、内容だけではなく、適用条件を必ずチェックしましょう。

4.違約金の有無を確認する

契約期間や違約金の発生の有無に関しても、確認しましょう。電力会社によっては、契約期間中に解約する場合、違約金が発生する会社もあります。

関西の電力会社に関するQ＆A

まとめ

関西電力と新電力会社の料金プランを比べると戸惑う項目もあります。そこで、新電力会社への切り替えをするときは従量料金だけでなく、基本料金なども含めた金額で比較することが大切です。

プランに違いがあったとしても、結果を知ればその新電力会社が安いか高いかを把握しやすくなります。また、新電力会社と一緒にガスやインターネットといったサービスも一緒に検討すれば電気代と通信費をまとめて節約できるチャンスです。