大学時代の夢が、現実に。

越野 真由

厚木グリーンファーム所属/2015年入社

仕事内容と社会的な役割は?

食料の安定供給を実現するために、植物工場が担う役割は大きい

厚木市の「植物工場」にて、苺の栽培に取り組んでいます。植物工場では工場内に植物を育てる環境が整えられており、温度・湿度・光の管理なども徹底して行っています。
さらに当社ではLPガス事業で生じた回収ガスを暖房に利用し、ウォーター事業で生じたミネラル豊富な水を植物の育成に利用するなど、エネルギーを再利用したエコな栽培方法を実践しています。食料の安定供給を実現するために、植物工場が担う役割は今後さらに大きくなると感じています。
苺の栽培は土を耕すことから収穫、出荷まで一貫して行います。植物を育てる大変さはありますが、大きな苺が実り無事出荷できた時の喜びはひとしおです。もちろん、味も自慢ですよ。

入社前に描いていた自分と今の自分との差は?

やってみたい!を仕事にしている充実感

大学では食品開発を学んでいたので、何かしら食品関係の仕事をしたいと考えていました。就職活動をする中で「植物工場」の存在を知り、畑で作らずに工場内で作る意味にとても興味を惹かれました。それ以降は当社を第一志望に考えていたので、今は自分がやりたいと思っていた仕事に就け、充実した毎日を過ごしています。
苺の栽培については光や肥料の調整から配管の準備まで、作業一つひとつに携わるので「自分で作った」実感が大きく、やりがいはとても大きいですね。おいしい苺を作るために試行錯誤の日々ですが、全員で知恵を絞る過程がとても楽しい日々です。

社員から見たトーエルの魅力

若手の意見を取り入れてくれる社風

たとえば収穫した苺を入れるパックひとつに対しても、改善案を気軽に提案することができる社風です。提案した内容については、きちんと取り上げて検討してもらえるので、仕事に対して積極的に取り組む原動力になっていると感じます。
また、当社には結婚・出産を経た女性社員が多数活躍しており、さまざまな制度や周りの理解など、女性でも長く安心して続けられる環境があると実感しています。苺を購入する方は女性が多いと思うので、今後、女性の視点を取り入れた苺づくりを行っていけたらと考えています。
苺づくり自体は、成長過程が目に見えやすいものなので、仕事の成果が分かりやすいことも魅力の1つだと思いますね。

近い将来の夢や、叶えたい目標は?

新しい品種、新しい栽培方法への挑戦

目の前の仕事に精一杯になりがちですが、一つひとつの仕事を丁寧かつ着実に覚え、仕事を任せてもらえる人材になりたいと思っています。
昨年は、初めて贈答用の高級苺の栽培に取り組みました。無事、立派な苺が実りましたが、まだ改善の余地があると考えています。今後はより「味」を追求し、栽培方法の検討を進めていきたいと思います。また、植物工場の特性として、天気に左右されずに栽培できる利点があります。将来的には季節を問わず、苺の収穫ができるような栽培を目指していきたいですね。今後はアワビの養殖もスタートするので、益々アグリ事業を盛り上げていきたいです。

休日の過ごし方

好きなアーティストのライブへ!

長年好きなアーティストがいるので、年に数回ライブに行くことを楽しみにしています。しっかりお休みをいただけるので、プライベートの充実は可能だと思いますよ。
実は、職場まで車で1時間ほどかけて通勤していて、楽な通勤ではないのですが、仕事が楽しいので全く苦ではありません!私にとっては休日も楽しみですが、それと同じくらい仕事も楽しみながら取り組んでいます。